震災後の堤防 [雑記]
仙台に行ってきた。南蒲生浄化センターの復興状況を定点観測するためで、震災後、4回目になる。現在の完成度は22%。あれから2年半も経っているのに?と思ったが、予定よりわずか2日遅れだという。さて、同時進行している、仙台湾の堤防(仙台湾南部海岸堤防復旧プロジェクト)だが、国土交通省仙台河川国道事務所によると、延長30Kmを5年間で完成させるというところ、10月末時点での完成は17Km。T.P.(東京湾平均海面)+7.2mは東日本大震災の10mクラスの津波は完全には防げないものの、数十年~百数十年に一回程度の比較的頻度の高い地震による津波には耐えるらしい。天端(てんば)は4mとってあり、かつ、両端を地中にまで延長させており、かなり頑丈な設計である。震災直後に土嚢で造った仮堤防(写真下)もまだ残っている。
2013-11-23 18:35
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