隅田川コンプリート!その1 [河川]

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 フェイスブックのお知り合いさんからのお誘いで、隅田川を全区間制覇するイベントに参加した。全長23.5kmの隅田川だが、日本橋から乗船し、かつ寄り道もしたので軽く30kmは超えているルートを2時間半かけて観光した。35名を乗せた船は思ったより速く、カメラの感度を高く設定しシャッタースピードを稼がないとぶれぶれになってしまう状況だった。

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赤線が今回の全ルート

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日本橋の船着場付近。首都高都心環状線とビルのあいだの空が映り込む。まずは日本橋川を下る。
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日本橋川首都高速都心環状線下、野村証券本社ビル付近

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日本橋水門。日本橋川から分流する亀島川。

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日本橋川。湊橋と水管橋。

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日本橋川の河口にかかる豊海橋。

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永代橋。ここから隅田川。

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中央大橋を右手に見ながら晴海運河を下る。

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佃水門をくぐって朝潮運河へ。

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朝潮運河より晴海3丁目あたりに建設中のビルディング。

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朝潮水門

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東京湾を回って隅田川の河口付近。ここからひたすら遡上する。

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勝どきと築地を結ぶ新しい橋がけんせつちう!

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勝鬨橋を超えてからの月島川水門。

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佃大橋を超えてからの佃川支川の水門。

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中央大橋をくぐる。

こんなにたくさんの写真をアップするのは初めてだ。続きはまた明日・・たぶん。
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父と母の胎内巡り??

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 山梨県南都留郡富士河口湖町にある船津胎内樹型。およそ1000年前に富士山の八合目あたりから流れ出た溶岩が、麓の樹木を包み込み、溶岩が冷えると同時に樹木は焼けてしまうことで出来た洞窟。付近に200ほどもあると言われる溶岩樹型のなかでも規模が大きく、複雑なことから、国の天然記念物に指定されている。大小様々な樹木が折り重なるように溶岩に包まれたのだろう、人の入れない直径50cmくらいから1m50くらいの穴が交差している。内部は大きく2つに分かれ、径の大きい父の胎内と、大人一人かがんでやっと入れる母の胎内がある。母の胎内の最奥部には木花咲耶姫(このはなさくやひめ)が祀られている。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫で、この地で出産をしたと伝えられているため、子授け、安産のご利益があるとされる。洞窟の入り口付近にはそんな願いが書かれた絵馬がたくさんあった。しかし、”父の胎内”とは・・・なんぞや?と思ってしまう。樹型がさらに再溶融し表面があばら骨のようになっているところや、溶けたときの形を残す赤みを帯びた溶岩などが見られ、総延長70mという短さの割には結構楽しめる。が、入場料200円かかるので要注意。昨年、世界文化遺産「富士山」の構成資産として登録された。
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 洞内入り口はいかにもお参りに来た、という感じがして面白い。
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 流れるように固まった溶岩は入場者がみんな触るのでてかてかに・・・(笑)
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工場見学はたのしいな。 [雑記]

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 とある塩ビ製のパイプや継手を作っている工場に撮影で行ってきた。製品撮影がメインだったが、工場内のちょっとした風景も撮らせてもらった。塩ビを加工する金型は面白かったが、企業秘密とかいろいろあり撮影は制限された。上の写真は金型の裏で、丸や四角の穴を機械的に押し込み、商品を成型していく。赤さびとテカリからなる下地にたくさんの穴が配置されていて、絵画のような相貌だ。下の写真は塩ビの材料である粒状のペレットを機械に送るホースの列。多方向から送り込まないと均一に成型できないそうで、ホースがたくさんあるのはそのため。工場に行くと、面白い発見が尽きない。

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下水道で一灯ライティング [下水道]

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 暗黒の世界、下水道。しかし写真を撮るためには何らかの光源が必要だ。多灯ライティングでしっかりリアリズムを表現するのもいいことだが、時と場合によっては臨機応変に対応せねばならない。この現場では、午後9時くらいのお風呂タイムということもあって、水蒸気がはんぱなく、手前からのライティングでは真っ白になってしまう状況だった。三脚を使い、手前45°くらいからストロボを発光させ、水蒸気の反射をなるべく抑えて撮影にのぞんだ。しかし、最後のほうで、作業用資機材が散らばっていたので、三脚無しでの撮影を試みた。ライトはワイド型LED一灯。これ以上動かせない。EOS6DでISO12800で手持ちで撮影。残念ながら、このような暗い場所では、色ムラ、ノイズが目立つ。そこで、仕方なく白黒に変換してみた。レンズは古いもので、24-85f3.5~4.5。このレンズ、もう廃盤だが、予備のレンズとしてはちょうどいいスペックだ。今回はなんとか作品になったが、レンズの性能は当然ながら今ひとつだ。24-70f2.8Lは胴回りが大きすぎ、片手でレンズ交換するのは難儀する。しかしながら、これの手ブレ補整機能付きのレンズが発売されたら速攻で買いにゆくだろう。キャノンには、プロ向け標準~広角レンズに手ブレ補整機能付きのものはない(f4ならあるが、お呼びでない・・)。デジタル多画素時代の今こそ、手ブレ補整の需要があることを理解してほしいものである。

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トンネルで自転車!? [下水道]

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とあるシールドトンネルを取材に行ってきた。トンネルもどんどん伸びてって、何キロにもなってくるとトンネル内を歩いて移動するには時間がかかり効率が悪い。そこでこの現場の作業員は自転車を導入している。しかもトンネルのほとんどは資材を運搬するトロッコ用なので、歩行用スペースは端っこ60cmしかない。小生、考えてみたら、この10年くらい自転車を乗ったことがない。ジムで固定された自転車マシンはこいでるのだが・・・、それはバランスをとらなくていい。みんなで自転車で移動するというので、仕方なく乗ってみた、ら、あっちへフラフラこっちへフラフラ。右では壁と蛍光管、左では手すりへと体当りしながらのスタートとなった。しかもミニサイクルなのでこぎ出しが重い。これでは歩いたほうが早いのではないか、と思いながら約800m先まで何とか辿り着き、取材を終えた。もちろん帰りは来た通路をチャリだ。自転車は昔、盗難に遭ってしまい嫌になってやめたのだが、健康とバランス感覚の保持のために一台買ってみようかと思った。
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富士講もう一つの聖地 [洞窟]

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 富士講とは、富士山を信仰するグループのことで、お金を少しづつ積立て、いつかは富士霊山に登ろうとした。江戸時代のピークには何百もの富士講があったが、明治以降、特に太平洋戦争後は、富士登山のレジャー化が進み、衰退していった。富士講の開祖は長谷川角行(1541~1646)と言われるが、この人が修行したとされる洞窟が富士宮市にある人穴だ。人穴は、鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」にも出てくるほど古くからその存在が知られる、高さ1.5m、幅3m、奥行き90mの巨大な溶岩洞窟である。昔、人穴は、登拝の前後に、安全祈願と記念のため立ち寄ったもう一つの聖地だった。山小屋もなかった時代は弾丸登山しかできず、過酷だっただろう。なお、人穴は、安全上の理由により、現在は入洞禁止となっている。富士山が世界遺産に登録され、観光客も増えた今、人穴の安全対策を急ぎ、内部拝観を再開してほしいものである。
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本日の渋谷川 [下水道]

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若者ファッションの街、裏原宿にあるキャットストリート。その下は東京都下水道局が管理する千駄ヶ谷幹線という下水道。その昔、ここには渋谷川(穏田川とも)という川が流れていた。今でも、河川だった頃の名残である石垣とかあるのだが、老朽化のため現在補強工事が行われている。表面が塩化ビニルになり、下水は流れやすくなるのだが、人間は足元が滑り、大変歩きづらい。

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渋谷川復活プロジェクトなるものがあるようだが、暗渠の上の通りに面した商店もたくさんあり、実現したとしてもちょろちょろとした細い流れしか、実現不可能だろう。
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震災後の堤防 [雑記]

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 仙台に行ってきた。南蒲生浄化センターの復興状況を定点観測するためで、震災後、4回目になる。現在の完成度は22%。あれから2年半も経っているのに?と思ったが、予定よりわずか2日遅れだという。さて、同時進行している、仙台湾の堤防(仙台湾南部海岸堤防復旧プロジェクト)だが、国土交通省仙台河川国道事務所によると、延長30Kmを5年間で完成させるというところ、10月末時点での完成は17Km。T.P.(東京湾平均海面)+7.2mは東日本大震災の10mクラスの津波は完全には防げないものの、数十年~百数十年に一回程度の比較的頻度の高い地震による津波には耐えるらしい。天端(てんば)は4mとってあり、かつ、両端を地中にまで延長させており、かなり頑丈な設計である。震災直後に土嚢で造った仮堤防(写真下)もまだ残っている。


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八丈島の風穴 [洞窟]

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 八丈島まで行ってきた。1泊2日の予定だったが、台風26号の影響で帰ることが危ぶまれたので、やむをえず1泊1日の弾丸旅行となった。お目当ては八丈風穴で、それは初日にクリアー。八丈富士のふもとにあると、ケイビングのガイドブックの情報を頼りに行ったのだが、とにかく場所が分かりにくい。地元の人に聞いても分からないマイナーっぷりで、とりあえずこの辺だろうというところから、手探りで草むらに入り込んだ。探すこと数十分、けもの道らしきものを発見。それに沿って歩いてみると洞口にたどり着けた。

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火山活動でできる風穴、洞壁は黒光りしており、足元には火山岩の石ころがごろごろ。洞口から奥へ進むにつれ穴は小さくなる。途中、天井が陥没して光が差し込んでいた。八丈風穴03.jpg八丈風穴02.jpg

小さなコウモリが休憩していた。コキクガシラコウモリで体長3cmくらい。後ろ姿を撮影するも正面側に回り込んだら逃げてしまった。

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彩龍の川、首都圏外郭放水路 [穴]

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九州朝日放送の取材で、首都圏外郭放水路の撮影をする機会に恵まれた。年間13,000人ほどの見学者が訪れるというが、一般見学者は、「地下神殿」とよくたとえられる調圧水槽のみ。マスコミやお仕事関係の人は高さ約70メートルの立て坑も案内してくれる。首都圏外郭放水路は埼玉県西北部に位置し、全長6.3km5本の立て坑とそれをつなぐシールドトンネルからできている。地下神殿の方はググるとしこたま画像が出てくるので割愛する。立て坑には水位が上がってきたとき、調圧水槽に水が流れ込む穴が開いており、そこを反対側から写すことができた。よーく見てみると穴の奥に見学者が写っているのが分かるが、まるで米粒のようだ。手すりが付いているものの、「人間が作ったものは信用してはいけない」と係員。安全帯をつけて撮影にのぞんだ。
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のりのりの岡本キャスター☆

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