日本のラスコー? [洞窟]

手宮洞窟1.jpg
小樽市に手宮洞窟なるものがある。全国に洞窟遺跡は3000ほどあるが、壁画の残されたところは隣の余市町にあるフゴッペ洞窟とここにしかない。壁画は約1600年前の続縄文時代に凝灰岩の岩肌を削って描かれたもの。江戸時代に発見され、大正10年に国指定史跡となり保護されることになった。壁画には角の生えた人や動物が描かれているというが、上の写真でお分かりになるだろうか?下のイラストはそれを模したものなので比べてみていただきたい。洞窟は幅3.2m奥行き3mほどで、中に入ると、押すと説明が流れるボタンだけがぼんやりと光っている。入場料は100円かかるが、洞窟保存館の維持費ややたらと腰の低いチケット売り場のおじさんの人件費などに当てられるのだろう。ラスコーとまではいかないが、先史の人々の生活に思いをめぐらせることができ、貴重な時間となった。
手宮洞窟2.jpg
nice!(0) 

nice! 0

いざ札幌!賞、頂きました。 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。