下水道との遭遇 [下水道]
下水道は至近距離にありながら、マンホールの蓋で閉ざされている。我々が下水道と邂逅する接点。それが雨水吐きである。雨水吐きとは、雨水と汚水を一本の下水管で流す「合流式下水道」において、大雨等で下水管があふれたとき、その行き場として川や海へと接続しておくもので、通常は何も流れていない。(王子で川に汚水が流れ込んでいたニュースがあったが、管路接続の間違いか、堰などの損傷が原因と考えられる)。雨水吐きはそのほとんどが、切り立った都市型河川の中腹にぽっかりとあなを開けており、周りには容易に近づけないようフェンスなどで覆われている。それでも、フェンスを乗り越え体をかがめていけば入れなくは無い。だが、これは大変危険なのでゼッタイにやらないでほしい。あめが少しでも降り始めると下水管中の水位が一気に上がり始める。ガスや酸欠の保障も無い。工事関係者も含めてもう下水道で人が死なないでほしい。
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