御神体となった鍾乳洞 [洞窟]

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関東随一ともいわれる奥多摩の日原鍾乳洞。あたりには石灰岩むき出しの切り立った山々が多く、江戸時代から山岳信仰の対象となっていた。渓谷には一石山神社があり、対岸の鍾乳洞はその御神体であった。そのため洞窟内の天井は修験者の松明で煤けている。洞内の見所には蓮華岩、地獄谷、三途の川、さいの河原、死出の山など、いかにも宗教的な名称が付けられている。賽の河原の大広場は他に例がないほど広い地下空間で、50段ほどの階段を昇るとなぜか「縁結び観音」が祀られている。大広場の右手奥には「十二薬師」があり、天井を見上げると無数の一円玉が光っていた。どうしてくっついているのか検証すべく、岩を登り、まずは、一円玉プラス湿気のみで試みたが落下。落下地点にあった泥を一円玉で少しすくい、それをボンドにして再度試みたところ見事にくっついた。ここをお参り(?)する人がみんなこの手を思いつき次々に貼っていったのだろう。以前、鍾乳洞にお金を置いていかないでって書いたけど、ここは立派な聖地だ。鍾乳石は少し見られるが、たいしたことは無い。だが立派な観光地でもあるので、600円払わないと入れない。つりあいは取れていると言うところか・・・。
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