下水道で一灯ライティング [下水道]

下水道14.02.01_2894_DxOFP#.jpg

 暗黒の世界、下水道。しかし写真を撮るためには何らかの光源が必要だ。多灯ライティングでしっかりリアリズムを表現するのもいいことだが、時と場合によっては臨機応変に対応せねばならない。この現場では、午後9時くらいのお風呂タイムということもあって、水蒸気がはんぱなく、手前からのライティングでは真っ白になってしまう状況だった。三脚を使い、手前45°くらいからストロボを発光させ、水蒸気の反射をなるべく抑えて撮影にのぞんだ。しかし、最後のほうで、作業用資機材が散らばっていたので、三脚無しでの撮影を試みた。ライトはワイド型LED一灯。これ以上動かせない。EOS6DでISO12800で手持ちで撮影。残念ながら、このような暗い場所では、色ムラ、ノイズが目立つ。そこで、仕方なく白黒に変換してみた。レンズは古いもので、24-85f3.5~4.5。このレンズ、もう廃盤だが、予備のレンズとしてはちょうどいいスペックだ。今回はなんとか作品になったが、レンズの性能は当然ながら今ひとつだ。24-70f2.8Lは胴回りが大きすぎ、片手でレンズ交換するのは難儀する。しかしながら、これの手ブレ補整機能付きのレンズが発売されたら速攻で買いにゆくだろう。キャノンには、プロ向け標準~広角レンズに手ブレ補整機能付きのものはない(f4ならあるが、お呼びでない・・)。デジタル多画素時代の今こそ、手ブレ補整の需要があることを理解してほしいものである。

nice!(0) 

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。